2019年 世界時計市場
2019年 腕時計市場は、より拡大をしておりました。
2008年リーマンショックから2019年まで、ほとんどのブランド時計相場は右肩上がり。中でも、ロレックスやパテックフィリップビンテージやスポーツモデル、ステンレス製のモデルが目立って相場が上がり続けました。
世界的に有名なオークションでは、1億を超える時計が出る事はここ数年あたりまえになっております。
メーカーをロレックスに絞って話を進めます。
ロレックス 2019年まで 最高額で落札された時計はこちら
2017年10月
ロレックスのコスモグラフ・デイトナRef.6239(エキゾチックダイヤル)
史上最高額の1775万2500ドル 日本円にして約20億2609万円
こちらの時計は、ポールニューマン氏が所有していた時計なので
時計+ストーリー=落札価格
となっておりますので、純粋な時計の相場とは言えません。
時計として1億クラスのロレックスは、2011年までは存在しませんでした。
2011年 約1億達成
2011年 ロレックス スプリットセコンド クロノグラフRef.4113
厳密に言いますと、当時の為替を考えると日本円で約9,871万
ロレックス スプリットセコンド クロノグラフRef.4113
その2年後 2013年には3本の億越え
2014~2019年の間で24本の1億超えが存在しております。
2011~2019年の合計 28本となります。
億越えデイトナの割合
この億越え28本をより深堀していきますと、28本中12本がデイトナです。
この理由は、他の億を超えたモデルよりデイトナの生産本数がだいぶ多い事が理由かと思います。また、バリエーションが多いのも特徴です。
材質であったり、文字盤の種類であったり、デイトナの中でも型番が複数あった為かと思われます。
ロレックス 億越えモデルは全体の約43%がデイトナという事になります。
この流れは、2019年半ばになるとだいぶ変化が出てきました。
これまで、1億を超えるのが当たり前だったデイトナが7千万円まで値が下がる結果が出ました。数字と言うのは、誰にでも届きやすいメッセージで投資家やコレクターが恐怖を感じ始めたタイミングでもあります。
2020年
2020年現在 世界は新型コロナウイルスと言う大きな敵と戦う事になりました。
世界中にウイルスでの身体的病気以外にも不安や恐怖が世界の人々に感染しております。
これにより、物、株価、資源など相場が乱高下しております。
明確な未来は誰にもわかりません。しかし、たくさんのヒントを拾いながら予想してポイントがずれていたら、次のヒントをさぐり軌道修正をする。
時計の話に戻しますが、
世界の動きが変わり時計を売却したいという方
逆に欲しかった時計が安くなったので買いたいという方
両者いらっしゃいます。
最初のテーマで記載させて頂いた、1億超えのモデルはあまり参考になりませんが、
一般的なロレックス 特にスポーツモデルで見てみますと、
2020年4月現在の数字を見ていきますと、今は2016年代の数字に戻っているという印象です。あくまで一部のモデルで、すべてのモデルにあてはまるわけではございません。
この数字をふまえ、一例で
2017年以前にデイトナやサブマリーナ、GMTマスターを購入し4年間使用した
2020年世界が一変している中売却をした場合、
ほぼ購入値、購入値以上で売却できることが多い
(*それぞれ購入した場所、状態など異なりますので全てではございません。)
あくまで現在(2020年4月前半)でのお話ですが、やはり資産としての価値は高いと感じました。
購入、売却などご質問等ございましたら是非ご連絡ください。
ときばかりでは、LINEやZOOMを利用してオンラインリアルタイムで販売やお買取り
ご希望がございましたら対応させて頂いております。
貴重なお時間を頂き誠にありがとうございました。
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