今回は、なんでデイトナは人に欲しいと思われるのか と言うタイトルで、
いろいろな角度から分析してみたいと思います。
あくまで個人的見解なので、一意見としてご覧いただけますと幸いです。
先に結論から言いますと、
信用による評価と私は考えます!!
100万円、200万円の時計と聞いて皆さまはどのように感じますでしょうか?
私は、時計の事、経済など知らなかった頃はなんでこんなに高いのだろうと思っておりました。携帯の方が、確実に精度は良いし、自動巻き、手巻きに関しては手動で動かさなければ数日で止まってしまいます。20代前半の頃のイメージがこんな感じです。
デイトナ 116520 の簡単な説明をさせて頂きます。
販売されましたのが、2000年、2016年に生産終了したモデルとなります。
初の自社製クロノグラフムーブメントCal.4130を搭載したことでも時計業界では話題を生みました。
時期によってデザインに若干の違いもあります。
例えば、ぱっと見でわかるデザインの変更は、バックル部
最初は、バックル内側の仕上げが梨地仕上げ
後半になると、鏡面仕上げに変更されています。
細かな所で言いますと、文字盤に使われている夜光も後半で変わりました。
最初は、ルミノバ 後半になると、クロマライト と言う夜光に変更されております。
こちらも簡単に説明いたしますと、暗い所で緑色に光るのはルミノバ 青は、クロマライトとなります。
7年間製造され、2020年現在は値段が高い安いは別として比較的まだ店頭には並んでいるモデルです。
冒頭で申し上げました、信用による評価に関して、
腕時計で知っている、欲しいと思うメーカーは?と言うアンケートでは、
やはり、ロレックスが1番にあがります。
時代の変化で順位は変動するかと思いますが、やはりロレックスはトップに君臨しています。参考までに、2020年現在の2位は、オメガ、との事です。
男女比率がわからないアンケート結果なので参考程度でお考え下さい。
アメリカ、ヨーロッパ、アジアと世界的な認知があり、新興国、途上国でも認知度があります。
例えば、この時計を海外旅行の際着けていったとします。
現地で、財布を無くしてしまった。一文無しになってしまったといたします。
腕には、ロレックス デイトナ
相場が高い、安いは別として現地にいる時計屋さん、ディーラー、ブローカー、個人など、
欲しいと思う方は、たくさんいます。
そして、現地の通貨と時計を交換することが可能です。
これが出来るのも、デイトナに信用があるからだと推測します。
話は変わりますが以前私が、ミャンマーで仕事をしていた際、
別の仕事で必要な商材を購入しようとマーケットを回っておりました。
目的の商材があったので、購入をするために商談をいたしました。
日本円で約10万円ほど
値段が折り合いましたので、現地の通貨ミャンマーチャットで支払いをしようと話をしていました。
私の腕には当時8~9万円であれば時計マーケットでは確実に売れる時計をしておりました。
それを見た店主が、その時計と商材を交換しようと持ち掛けてきました。
相手の心理は、全てわかりませんが
- 自国通貨を信用していないから、信用できお金に換えられる物の方がいい
- 単純に、その時計が欲しい
- すぐに高く売れるお客さんがいる
など、経験値的に1の自国通貨を信用していないから、他国通貨に換えられる物がいいんだなと私は思いました。
ミャンマーは、タイ、ベトナム、中国など経済発展が著しい隣国があり、
貿易もたくさんしております。
こちらのオーナーは、時計屋さんではありませんがこの時計の信用度を理解していたのかと思います。
インターネットの普及、特にスマートフォンの普及によって、
情報が簡単に手に入るようになりました。
これも大きな要因かと判断しております。
デイトナの話に戻しますが、先ほどお話をさせて頂いたようにほとんどの国でも
その国の通貨と交換することが出来る。価値の共有が出来ているので、品物の信用があるという事になるのかと思います。
物価は年々上がっていきます。通貨は持っているだけで実質目減りしてしまいますが、
時計の価値は、上がっていく。
これは、一部富裕層の方たちには当たり前のように頭に入っているのかと思います。
実際、リーマンショック後にデイトナなどを購入した方は購入時より高い金額で売却をしている方がほとんどです。
直近の相場でも、1,2年使用して売却をしてもほぼ買値で売却されている方も多いです。
数年つかって、使ったお金はほぼ0
まとめ
デイトナは、たくさんの人が欲しいと思っている
国籍問わず、認知、人気がある
どこの国でも、現地の通貨に交換が出来る
腕に着けられる、資産となる
インフレ時にとても強いアイテムになる
視点を変えると、100、200万も決して高くはない
だいぶ端よってお話をさせて頂いたので、ツッコミどころ満載ですが、
一例として、デイトナ 116520 でお話をさせて頂きました。
今回こちらのモデルでお話をさせて頂いたのは、新しくも古くもなく比較的値段のブレが現状小さいと判断したためです。
メーカー、モデルによってお話した内容にあてはまらないモデルもたくさんありますし、あてはまるモデルもたくさんございます。
このような形で、経済や心理など視点からも分析した内容もUPしていこうと思っております。
ときばかりでは、このような視点からも、
お話をさせて頂き、販売、お買取りもさせて頂いております。
宜しければ、販売サイトなどもご覧ください。
貴重なお時間を頂き誠にありがとうございました。
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