OMEGA Speedmaster Professional 4th Model Ref. 105.012-65
オメガ スピードマスター プロフェッショナル 4thモデルは、1963年から1968年に製造されたモデルです。この時計は、NASA公認時計としても知られており、月面着陸を果たしたアポロ11号の船長ニール・アームストロングが身につけたモデルとしても有名です。
モデルの特徴
- ブランド名: オメガ / OMEGA
- モデル名: スピードマスター / Speedmaster
- リファレンス: 105.012-65
- ケースサイズ: 42mm
- ケース素材: ステンレススチール
- ムーブメント: 手巻きキャリバー321
この4thモデルは、リューズガードが採用された最初のモデルであり、リューズにかかる負荷を軽減し、衣服との引っかかりを防止する画期的な改良が加えられました。さらに、リューズは6.5mmに小径化され、ケースの右部が膨らんだ左右非対称の形状が特徴です。
NASA公認時計としての歴史
スピードマスターは4thモデルからNASA公式時計として採用されました。
この時計は、過酷な宇宙環境にも耐えうる信頼性と精度を備え、NASA公式時計としての名声を確立しました。
ムーブメント: Cal.321
このモデルには、初代スピードマスターから採用されていたCal.321ムーブメントが搭載されています。その後のCal.861とは異なり、非常に高い価値を持っています。ダイヤルには、「Speedmaster」の「r」が下がったロングRや、長いバーインデックス、そしてオリジナルのベゼルデザイン（275の数字が300の目盛に近い）といった特徴が見られます。
キャタピラブレス
4thモデルには、キャタピラブレスが装着されており、ケースの左右非対称なフォルムや、古代ギリシャの楽器「堅琴（ハープ）」を彷彿とさせる美しいラグの曲線は、デザイン的にも非常に魅力的です。
まとめ
オメガ スピードマスター プロフェッショナル 4th モデル 105.012-65は、NASA公認時計としての歴史的価値と、Cal.321ムーブメントを搭載した希少性から、時計愛好家やコレクターにとって特別な存在です。アポロ11号にも採用されたモデルとして、その歴史的背景や機能性、デザインが揃った逸品です。
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