腕時計評価の変化
時計のお買取りをさせて頂き、2019年現在は2000年前半とくらべだいぶ評価の基準が世界的に変わりました。
2000年前半は、例えばロレックスのサブマリーナの評価額が決まる際、
型番 16610 こちらの情報と、大まかなコンディションがわかれば、
だいたい市場相場が決まっておりました。
2000年半ばに入ると、ギャランティーのあり、なしで相場に変動が出てきました。
この頃、日本や香港アジア圏ではそこまで大きな金額幅ではございませんでしたが、
欧米では、だいぶ評価が変わっておりました。
2010年代になると
ギャランティーの有無はもちろん、シリアルNO(年式)でも相場が変わり、背景としてベルトの構造、ムーブメントなどマイナーチェンジしている時計多くなった事かと思われます。
ヴィンテージ時計の評価に関して、ここ20年でかなり変わりました。
こちらも例題で、ロレックス サブマリーナといたします。
型番 5513
こちらのモデルですと、昔はインデックスにフチあり フチなしくらいで、
当時のお買取り価格や店頭価格もそこまで大きな変わりはございませんでした。
逆に言うと、日本ではそこまで情報がいきわたっていなかった事も原因かと思われます。
20年前と比べ、インターネットの普及も大きな要因で、
現在では、5513と言う情報を頂いた場合、
フチあり フチなし?
フチなしであれば、シリアルNO 文字盤はどの種類 メーター表記は、左側、右側
メーター表記が、左側であればミラーダイヤル、マットダイヤルなどなど。
続けると、まだまだ掘り起こさないといけません。
チャート
2000年前半は、査定までのフローチャートで言うと階層がそこまで深くはありませんでした。現在は、階層がかなり深いです。
上記のチャートですが、これでもかなり簡略にしております。
文字盤が、ブラウンになっているか、ベルトの年式はあっているか。などなど
同じ、5513 でも数十万円から数百万まで値段に開きがあります。
例題で、サブマリーナ 5513 でしたが、もちろんGMT、エクスプローラー、
デイトナなど全てのモデルが細かく評価が必要です。
今後もより査定基準が細かくなると思われます。
現状を考えますと、この部分をしっかりと評価できるかがとても重要になっております。
ロレックスを例として記載させて頂いておりますが、
ヴィンテージ時計全般に現在はあてはまります。
ときばかり
ときばかりでは、現在の状況も把握し、背景も全て考え、調べ、最大限お客様にプラスになるよう心掛けております。
お買取りなどございましたら、ぜひ一度ご相談頂けますと幸いです。
ときばかりは、価値のあるブランドアイテムを取り揃え、販売、買取をさせて頂いております
谷中、根津、千駄木、通称 谷根千 へび道の近く、文京区千駄木にひっそりと店舗を構えております。
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